京 都 府 調 理 師 会
会 長   小 笹 貴 夫

飲食業界や家庭の食卓を取り巻く課題として、産地や品質偽装等、国民の「食」の安全性を脅かす諸問題が現在も発生しています。また、過食や偏食などによる将来を担う若者や子供たちの健康に及ぼす影響が心配されるとともに、高齢化社会への取り組みとして、人々がいつまでも元気で生き生きと暮らせるよう大人のための食育推進などが社会から求められています。

一方、2013年12月には「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ世界無形文化遺産に登録され、京都から和食・日本料理の良さを世界へと広げ、次世代に継承していく活発な動きが見られる中で、数々の日本文化を生み出し大切に育ててきた京都へ文化庁の移転も決定しています。

さらに、来る2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、これまで以上に我が国への観光客が増え、ホンモノの和食を食べたいというニーズはさらに高まるものと思われます。季節の恵みに向かい合い、素材の持ち味を生かすプロの技がこれまで以上に求められることは間違いありません。

京都府調理師会は1985年の創立以来、調理師の資質向上及び調理技術の研鑽を図り、もって国民の食生活の向上に寄与することを目的に、毎年、料理研修会や食べ歩き研修会を開催するなど、積極的な活動に取り組んでいます。
 今後も、京料理をはじめとするわが国の食文化の担い手として、全世界からの期待に応えられるよう、さらなる研鑽に励みたいと考えています。

皆様におかれましては、引き続き、ご支援とご協力をお願い申しあげます。

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