第49回料理研修会を開催

9月19日(木)2時から、京都府調理師会第49回料理研修会が京都調理師専門学校で開催され、多くの参加者の出席を得て終了しました。

トポロジー研究家、尾崎正彦先生

今回はトポロジー研究家、尾崎正彦先生に「トポロジーの基礎知識」と題し、研修の時間を持ちました。

トポロジーとはギリシャ語で位置を表すトポ、学問を表すロジを組み合わせた造語ですが、我が国では位相幾何学と呼ばれる数学用語です。一つの図形から複数の連続図形を作る場合に用いられたり、駅で見る鉄道路線図に活用されたりします。

尾崎先生は幼少の時よりパズルを解くようにして、一つの輪が離れずに二つに分割する方法を考え出したり、もう一つ増やして三つに分割する方法を開発したりされてきました。

現在では小学生を対象としてからみ目工作教室を主催し、各地で講演(実演)されておられます。

講習では食品にトポロジーを活用し、サンプルを活用して輪違い竹輪の技法を紹介いただきました。

先入観のない子供たちの方がすぐに覚えられるのに対し、大人の方がかえって苦労するとのこと。

上手に出来る人や苦戦する人もいて、尾崎先生に教えを請いながら不思議で楽しい時間となりました。

京都府調理師会では引き続いて、様々な研修会を企画していきたいと思います。

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