第53回研修会を開催

2月4日(火)19時から、2019年度、京都府調理師会第53回研修会が京都調理師専門学校で開催され、多くの参加者の出席を得て盛会裡に終了しました

今回は昨年10月に開催した研修会が申し込み多数で参加できなかった方を対象として、前回と同内容の課題にチャレンジ頂きました。

両角先生

講師の両角先生は京都調理師専門学校の非常勤講師の傍ら、タイ式フルーツカービング講師として10年以上の長きにわたって特別授業を担当されています。

前回同様、タイ式フルーツカービング講師、両角美幸先生に「タイ式フルーツカービングに挑戦」と題し、指導を仰ぎます。

タイ式フルーツカービングは、およそ700年もの前のタイ王朝で始まったとされ、歴史のある伝統工芸です。リンゴやメロン、スイカにナイフを入れて色合いの美しさ、グラデーションを楽しみます。

講習で使用するカービングナイフは、両角先生がタイから持ち帰った本格的なナイフで、受講生は慣れない手つきながら真剣に取り組みました。

講習ではリンゴに「祝」の文字を彫ることを目標に、型紙をリンゴに貼り付け、カービングナイフで文字に沿って切り込みを入れていきます。

両角先生は簡単そうに進めていきますが、初めての参加者はプロ料理人ながらも苦戦します。

最後に青首大根を使ってバラをカービングするデモンストレーションを見学。素晴らしい技術に感服しました。

京都府調理師会では引き続いて、様々な研修会を企画していきたいと思います。合掌

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